身体表現性障害を理解しよう|治療のためには理解が重要

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思い込みが生んだ病

笑顔の女性

いくつかの症状の塊

近年、社会の進展と共に様々な問題があがっていますが、人間にとって密接で重要な問題は心と体の健康です。特に心においては環境に合わせて複雑さを増し、対応も臨機応変を求められています。医療業界では、身体表現性障害が話題となります。これは本当に定義が曖昧で、医療に携わる人間も人により診断基準が微妙に異なってくることがあります。まず、一般的に勘違いされがちであるのが、身体表現性障害というのは明確な診断名ではありません。あれは、いくつかの具体的な症状が出たもののことを仮に呼称して存在します。そのため、身体表現性障害と診断された、というのは本当はあっているとは言えません。転換性障害、身体化障害、心気症などが合わさったものが身体表現性障害です。どれも、検査で異常がみられないにも関わらず何か自分は病気なのだといって執拗に治療を求める、一種の精神疾患のようなものです。昔はこの症状も違う病名として診断されていたのですが、いつしかこのような呼び名が生まれました。これについては、今でも見解が割れています。精神病については明確な扱いが難しくなっているのです。

どのようにして治すのか

身体表現性障害と思い込んで治療を求める背景には、いくつかの心理的要素が絡んでいると思われます。若い人に多く、自分のコンプレックスを気にしがちな点から何らかの拗れが転じてこのような症状を発症します。若いからこその症状であるとも言えます。症状の程度も様々なので、特に治療の必要がないレベルから生活に支障のある重大なレベルまで、実に様々です。これは、心理的要素が原因なので、うつ病などと同じような治療方法が好まれます。特に治療を求めながらも通院して薬で治すといった行為に抵抗がある人も少なくありません。実際薬に頼る治療法はあまりよいとは言えず、逆効果を発する人もいます。そうなると行動認知療法や食事療法といった無理のない治療法が好まれる訳ですが、最近ではさらにそれを独自に組み合わせた新しい方法なんかもネットで見かけます。手頃な値段で体験者の声も見れることからそういったものも人気のようですが、治療は本来専門家にきちんとみて判断してもらわなければ最善の方法はわかりません。自己判断で間違った方向に進んでしまうこともありますので、くれぐれも一度は詳しい病院へ行くことをおすすめします。